全国の市町村等で収集しているごみの約8割は、ごみの衛生的処理と埋立地の延命化とをおこなうため、清掃工場で焼却されています。この時に発生する熱エネルギーは、年間で石油80万キロリットル(ドラム缶で400万本)の熱量に相当するほど大きなものです。この熱エネルギーを効率的に回収し、発電や熱供給などの熱利用に供することは、ごみの焼却処理を行ううえで重要な課題です。 
           
 当協議会は、ごみ焼却熱の有効利用により、省資源・省エネルギーや地球温暖化抑制などに資すること、ごみ焼却施設に対する社会的評価の向上を図ることを目的に、平成4年に設立されました。
           会員数は87(令和6年4月現在)ですが、大規模なごみ焼却施設を有する市町村等のほとんどの自治体が入会しております。当協議会は、国など関係機関に対するごみ焼却余熱利用促進策や、電力会社への供給条件改善についての要請、定期協議会、技術研修会、施設見学を開催し、全国の市町村等が抱えている諸問題、並びに廃棄物処理や熱資源回収等の技術動向について、会員相互の情報交換等の活動を行っています。 
           
 入会金:無し
		   年会費:25,000円/年
		   (会則第12条) 
           
〒102-0072
        東京都千代田区飯田橋三丁目5番1号
        東京区政会館13階
        東京二十三区清掃一部事務組合
        施設管理部内
TEL 03-6238-0775
        FAX 03-6238-0780